SSブログ

TPPは中国潰し 交渉参加を正式表明 安倍首相

安倍晋三首相は15日夕、首相官邸で記者会見し、環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加を正式表明した。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130315-00000141-jij-pol

交渉が始まる前から歪められたTPP。
一番の問題はTPPを「交渉のテーブルについたら負け」などと最初から結論ありきで語っていたことだろう。
そして彼らは口にはしないが「反TPP」というセミナーや書籍でかなりの荒稼ぎをした経緯がある。今更「TPPは賛成です」などと口にすることができず、悪あがきするしかないだろう。

TPPはよくわからないものなのに、参加するなんてとんでもない、と彼らは言いつつ、そのよくわからないものに対して「デフレになる」「雇用が奪われる」「国家が解体される」などと確定事項のように言っていたのは動画に残り証拠となる。

TPPの交渉で国民健康保険(アメリカは終始、各国の保険制度を変える目的はないと言っている)が現行のままだったらTPPについて間違った内容を流布した人間はどう責任を取るのだろうか?

◆書物や金儲けのセミナーに利用されたTPP 研究会報告書(11.9.1 版)
http://www.canon-igs.org/research_papers/pdf/report_tpp_20110901.pdf

◆米国「TPPは日本、またはその他のいかなる国についても、医療保険制度を民営化するよう強要するものではありません」
http://japanese.japan.usembassy.gov/j/p/tpj-20120314a.html
「ウェンディ・カトラー米国通商代表補の冒頭発言――APCAC 2012米国アジア・ビジネスサミットのパネルディスカッション「TPPとアジア太平洋地域における貿易構築の展望」より。

TPPは中国潰し
◆日米で中国潰し 経済的、軍事的に牽制 TPP交渉参加
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130316/plt1303161436003-n1.htm

世界は昔は軍事同盟、今は経済のブロック圏を作り同盟を結んで仲良しごっこをしようとしている。それがEUであり、アメリカが進めるTPP、中国の東アジア共同体と同じスタンスの「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」、そしてロシアのプーチンが日本へ手招きする「ユーラシア構想連合」である。
日本には独自の道を行く孤立型という選択肢も残されている。

ネット右翼となぜ呼ばれる人がいるのか?
共通しているのは無知である点、発言が感情的で自ら考えることを放置し、有名な人の言うことを全てをそのまま信じ込み、いつもいつも間違った情報を流して騒ぐ人たち。
彼らは「ネトウヨ」と言われると「ネトウヨという人は在日朝鮮人」だと開き直るが多くの日本人から「ネトウヨ」と言われ日本のお荷物になっていることに目をつぶる。

TPPの交渉参加をまるで「TPP参加」のように勘違いし、交渉参加したら抜けることができないから参加になる、ひどい人になると「安倍さんは交渉参加しないと言っているのにマスコミが参加すると嘘の報道を流して安倍さんを貶めている」という妄想をツイッターで広めている。

保守でありながら何もわかってない人 ツイッター

① 世間ではTPP交渉参加の空気になってきている。 もう、止められないのかな。 自民党内で、TPP賛成派と反対派が、怒鳴り合って揉めていましたね。 早速、マスゴミは「自民党内分裂か」と言い出してるし。自民党は、TPPに断固反対と言って、政権を取ったなら守ってほしい。


② 公約は、TPPに参加しないだった。RT @isozaki_yousuke: @ TPPについて、自民党は、公約した6項目の遵守を約束し、さらに、党の対策委員会は、更に詳しい安倍総理に対する進言を取りまとめ… 他国が何と言おうと、日本は、国益を守ります。 #TPP

③ 『交渉に参加を表明しただけだ!』と謂うが…、一体何の為に交渉に参加するのか? 一般的に参加を前提にした『交渉に参加』なんでないの? 如何して態々面倒臭い謂い方するのだろうか?

④ 証明も何も・・・TPP交渉参加離脱→日米関係悪化となるのでは?さらにTPP交渉における政府の対応・交渉結果の内容次第で国会が同意しない場合、議院内閣制ですから安倍内閣は終わってしまいますよ?


あげていけばキリがないが、TPPにやみくもに反対している人たちは自民党の公約さえ知らない人たちである。
①と②は自民党の公約でさえ見ていない人たち。
おそらくTPPが環太平洋連携協定という名称の略だとも知らないだろう。
③と④は明らかにデマを流して交渉参加=参加することになる、離脱は日米悪化となると根拠もなく、決め付けて安倍氏の交渉参加決定の印象を悪くするために言っているのだろう。
この手はサヨクがよくやる手法である。
「離脱は日米悪化となる」というのは個人的見解でありまったく根拠はない。


◆上念 司 ?@smith796000
【拡散:分断工作注意報!!】「TPPは交渉参加したら即発効」は完全なデマです。証拠:大平三原則(1974年)→ http://ow.ly/i/1GOIs 何をどう見ても国会承認なしでは発効しません。もし大平三原則を否定する政府見解などあったら情報求む。

◆高橋洋一(嘉悦大) ?@YoichiTakahashi
ISDで国益を損なうような酷い条項ならもちろん反対。その基準はこれまで日本が適切してきたものとの比較。反対する理由は先進国間では不要といって、オーストラリアと一緒にやればいいだけ。こんなの外交交渉では当たり前すぎる話だが、交渉にでなければ何もいえないでしょ

◆TPP交渉参加の判断基準 自民党ページより

①政府が、「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、交渉参加に反対する。

②自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の数値目標は受け入れない。

③国民皆保険制度を守る。

④食の安全安心の基準を守る。

⑤国の主権を損なうようなISD条項(注)は合意しない。

⑥政府調達・金融サービス等は、わが国の特性を踏まえる。

(注)ISD条項...外国政府の差別的な政策により何らかの不利益が生じた場合、投資家(Investor)である当該企業が相手国政府(State)に対し、差別によって受けた損害について賠償を求める(Dispute)権利を与えるための条項。これが濫用されて、政府・地方自治体が定める社会保障・食品安全・環境保護などの法令に対し、訴訟が起こされる懸念があります。
http://www.jimin.jp/activity/colum/116025.html

自民党公約
「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、交渉参加に反対する

ツイッターにおける礒崎陽輔議員の活動
◆礒崎陽輔 ?@isozaki_yousuke
その後も、TPPについてたくさん御意見を頂いています。どうも、交渉参加ということと条約の締結ということの区別がされていない気がします。交渉参加しても、6項目など国益が守られなければ、交渉から撤退するのです。御懸念はあるかもしれませんが、それは、政府が責任を取るのです。

礒崎議員のツイッターでの活動には目を見張るものがある。
現在はTPPに関して誤解を解くべく活動し、去年は民主党政権下での野党による「内閣不信任案」について野党と与党の議席の数すら知らないネット右翼に「自民党は不信任案に賛成しなかった」と愚問に対して一つ一つ「自民党が不信任案に賛成しても民主党(与党)のほうが野党の過半数以上あるので否決される」ことを熱心に説いておられた。
要は共産党、社民党、生活の党などのパフォーマンスとしての「内閣不信任案」を出しても結局、数で否決されるので意味がないことを知らない大勢のネット右翼に対して、一つ一つ説明をしていたのである。

嫌韓、キムヨナ叩き、NHK糾弾、など口汚く罵ることや抗議の電話をかけることには精を出すが、政治に関することには知識がなく、不平不満ばかりをツイートしていつも保守の足を引っ張るネトウヨと呼ばれても仕方のない人たち、その方たちが安倍内閣支持を口にするが、それだけで支持率を悪くしている面もあるのではないか。

この方たちはTPPに対する初期のころの捻じ曲げられた反対論を信じ込んでいることから、どんなことを言っても冷静に考えることはできないだろう。
中野氏や三橋氏、西田議員の言うことを鵜呑みにして「全てのグローバリズムは悪」だと考えなしに決め付けている。二言目には「デフレ」を持ち出す。

私は現在の減反補償、所得保障で補償漬けの高齢者農業に日本の農業の未来があるとは思えない。
これを機に企業家近代化農業へと変えることに賛成している。そして若者がもう少し農業へと積極的に参加して自由貿易の中で世界に打ち勝つ農業へと発展して欲しい。
農業者のなかにもTPP参加に反対の人ばかりではないのである。

◆「TPP賛成」農業法人の33% 輸出増を期待  本社調査、「反対」も65%
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDJ2701F_X20C12A7EA2000/

◆「TPP」が日本の農業をダメにするのではない!「いまの農政」こそが日本の農業をダメにする
http://diamond.jp/articles/-/28093

共通テーマ:ニュース | nice!(0) | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
Copyright © 日本の政治と世界情勢 All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。