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日本に「北のミサイル迎撃するな」と言いたいのか?-朝鮮日報

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■北朝鮮のミサイルを日本が迎撃すると韓国が攻撃される

2013年4月10日、韓国の有力紙「朝鮮日報」の社説が注目を集めている。日本語版サイトの記事ランキングではTOPになっている記事だ。それは「【社説】北がミサイルを発射して日本が迎撃したら」と題するものである。

社説では北朝鮮のミサイル発射に向けた恫喝を批判する内容となっているが、その中に織り込まれた理屈に異常な部分があるのだ。

日本による迎撃が成功すれば、北朝鮮の性格からして腹いせに新たな挑発を仕掛けると考えられ、韓国がその対象になる可能性が極めて高い。(引用:朝鮮日報)

異常な国の分析は異常な国のマスコミの方が得意なのかもしれない。しかし、朝鮮日報の社説は日本人の感覚からすれば”???”で頭がいっぱいになりそうなものだ。ミサイルが日本に飛んできたら日本は迎撃するなということを暗に主張しているのだろうか?

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■ではどうすればいいのだ?

ツッコミどころは山ほどある。では、日本は国土にミサイルが撃ち込まれたらどうすればいいのかといいたい。韓国に配慮して迎撃しないなどあり得ない。北朝鮮の暴挙を批判しつつも、日本のミサイル迎撃に関しこのような形で一種のいちゃもんをつけてきているともとれる記事だ。

では、韓国は自国領土に北朝鮮ミサイルが飛んできたら迎撃しないのか?日本ではイージス艦が迎撃配備についている。韓国もイージス艦を持っており、配備することは可能だ。

問題は配備ができても韓国のイージス艦のミサイルでは迎撃が不可能であるということである。日本のイージス艦の迎撃ミサイルの最高到達高度は160㎞。一方、韓国のイージス艦の迎撃ミサイルは30㎞程度しかない。

日本の配備ですら迎撃の可能性は100%とは言えない状況である。韓国の低性能のミサイルではどうしようもないという現実も同時に存在するのである。

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■韓国は日本にミサイルが落ちて欲しいのか?

韓国、北朝鮮という朝鮮民族で争って、そのとばっちりを受けているのは日本なのである。半島分断は日本の責任と主張する人もいるが、戦争に負けて国際的な影響力がゼロになった日本がどうやって朝鮮戦争を起こせたというのだろうか?

国家分断は朝鮮民族の国家運営能力の欠如が生み出したものだ。今の北朝鮮によるミサイル恫喝も国家の運営が行き詰まった挙句の断末魔ともいえる。

そして、韓国人の潜在意識に「日本にミサイルを撃ち込んで欲しい」という願望があり、それが成功することを願っているのかもしれない。まあ、マスコミの質に関しては日本も偉そうなことを言えた話ではないが、朝鮮日報の社説もかなりなものである。
http://www.best-worst.net/news_aChXN2uF9U.html?rss

【社説】北がミサイルを発射して日本が迎撃したら
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/10/2013041000833.html

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「日本にミサイルを撃ち込んで欲しい」ズバリ韓国人の潜在意識であり本音がこれだ。

そして「日本が、北のミサイルを迎撃すると韓国が攻撃される、日本は何もせずにミサイルの的になれ」という狂人の論理に飛躍するのがあの民族の常。

韓国の歴史教育では、国家分断の原因は日本の植民地支配だと教えている。ドイツの東西分断を例に挙げ、「ドイツは分断されたが日本は分断を免れた。韓国がその割を食って被害者となった」などと出鱈目を教えているのだ。

まともな脳内回路を持つ者であれば「それはちょっと無理があり過ぎるのでは…」となるのだが韓国人は何故か皆納得する。

日本は、1945年8月14日のポツダム宣言を9月2日に受諾。連合国に降伏し第二次世界大戦が終結すると、日本は朝鮮半島の統治権を放棄することとなる。

朝鮮では日本統治時代から独立運動を志向していた小勢力はあったが、半島内で統一的に指導力を発揮する人物も組織も無い。日本による統治から突然の「解放」は、朝鮮人にとって1つにまとまる所か究極の戸惑いとパニックを生じさせたのだ。

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さらに、親日系、独立運動系、共産主義者らの諸派が解放後の数年間に渡り、仲間割れや闘争を繰り返していた。その時点ですでに半島北部にはソ連軍が侵攻し、反共を掲げる米国はソ連の急速な進軍により朝鮮半島全体が「赤化」することを阻止すべく、ソ連に対し朝鮮半島の南北分割占領を提案。

朝鮮人もその後、米・ソ両陣営に分かれ激しく対立し南北分断を決定付けた。

南北分断の原因は、朝鮮人の自力での独立に向けた「知略」、「信念」、「まとまり」の欠如が招いた結果だ。結局、米・ソの思惑通りに南北分断で決着した。

「半島分断は日本のせい」と口癖のように言う南北朝鮮人だが、同一民族同士の仲間割れから発生した争いのとばっちりを受けているのは日本である。

日本は、南北の争い事と北の同盟国中国を横目で睨みながら、とばっちりの元を取らねばならない。何で元を取るのか…?

憲法改正を柱とする戦後レジームからの脱却を早急に果たし、東アジアの平和と安定を目指すべく核武装議論も例外としない強い日本に生まれ変わることである。

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