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日韓防衛協力は必要なのか?

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日韓関係の悪化に伴い、韓国側が日韓防衛協力に積極的でないことを報じるニュースが度々流れます。

「韓国側「日韓防衛相会談は困難」 歴史認識など背景か」(朝日新聞13年5月29日)

アジア安全保障会議の場を利用した日韓防衛相会談について、韓国国防省関係者は29日、開催は困難との見通しを示した。歴史認識問題や日韓の防衛協力をめぐる韓国内の厳しい世論が背景にあるとみられる。
中略
日韓間では昨年、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の締結をめぐって韓国内で批判が高まり、署名の直前に延期された経緯がある。また、日本の閣僚らの靖国神社参拝や歴史認識問題に韓国側が反発し、韓国外相が訪日を中止するなど日韓だけの対話ができない状況が続いている


半島情勢が悪化すれば、北朝鮮が大量のノドンに化学兵器やダーティボムを搭載し、日本に打ち込んでくる可能性はかなり高いと思われます。

これを迎撃するため、日本政府は弾道ミサイル防衛の努力をしているのですが、これを効率的なものにするためには、イージスやFPS-5の見通し範囲外(下限より下)の情報、つまり、韓国国内のレーダー情報は是非とも欲しいところです。

ですが、前掲記事にもあるとおり、韓国が軍事情報包括保護協定(GSOMIA)に応じようとしないため、現在はこれを入手できる態勢が整っていないものと思われます。

この観点から見れば、日韓防衛協力をなんとか推し進めて、ノドンの脅威を無力化したいところです。

ですが、そもそも、そんな努力を日本側がする必要があるでしょうか。

日本にとって、経済的な面で韓国は決して小さな存在ではありません。ですが、必須な存在でもないでしょう。

半島情勢が悪化し、ソウルが火の海となったとしても、それが日本の死活を制する問題にはなりません。

韓国が、親しみを持つべき存在なら、それは利害だけで判断する問題ではりませんが、韓国の反日感情を鑑みるに、そんな配慮をすべき存在とも思えません。

にもかかわらず、半島情勢が悪化した際に、介入する米軍を支援し、結果として日本がノドンの標的となるのは、純粋に対米配慮です。

以前にも「李大統領の竹島訪問阻止は可能だった」として、対米支援をブラフとして使うことを記事として書いてますが、日韓防衛協力、そしてその先にあるGSOMIAが、半島情勢悪化時に韓国を支援するためのものであるにも関わらず、韓国がそれに積極的でないなら、日本はもう韓国など無視して、半島情勢悪化は周辺事態として認定しないとでも発言すれば良いのです。

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アメリカが、日本による支援を必要とするなら(するに決まってますが)、韓国の説得などアメリカにやらせておいたらいいのです。

日韓防衛協力なんて、止めてしまえばよろしい。

日本は半島情勢に対しては中立を保つだけでも、日本の安全は確保できるのですから。

こう言う本音は、責任のある政治家は対アメリカで支障があるため発言できません。私のような一介のブロガーだからこそ、声を大にして言いたいと思います。

2013年6月 9日 (日) 数多久遠
http://kuon-amata.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-fea0.html

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