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「美容整形王国」の韓国、手術に伴う死亡事故などトラブルが急増

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2013年10月28日、韓国紙・中央日報によると、韓国で美容整形手術後に女子大生(22歳)が死亡する事故が発生した。韓国で今年、美容整形手術中あるいは手術後に死亡した3人目の犠牲者だという。韓国では美容整形手術に伴うトラブルが急増しており、「美容整形王国」のマイナス面が顕著になっている。中国新聞社が伝えた。

韓国警察当局の発表によると、この女子大生は17日、整形外科医院で隆鼻術を受けた後突然脳死状態に陥り、近くの総合病院へ搬送され、9日後の26日に死亡した。原因は現在調査中だという。

これ以外の死亡例のうち、ソウルの整形外科医院で顔の輪郭の手術を受けた女性(30歳代)は突然意識不明となり、1カ月後に死亡。また、3月には女子大生(22歳)が整形手術のための麻酔の途中で心拍数が急上昇して総合病院へ転送され、1週間後に死亡した。

死亡事故以外にも、美容整形に関連するトラブルが急増している。国の機関・韓国消費者院によると、整形手術による副作用に関して救済を求める申請は、08年に42件だったものが12年には3倍以上の130件に増加している。

こうしたトラブルや事故の増加は、美容整形で世界に名を馳せる美容整形王国・韓国にとって大きな問題になっている。国際美容整形外科協会の調査によると、韓国では1年間に65万件(11年の実績)もの美容整形手術が行われており、手術の増加がトラブルの急増の一因となっていることは疑いの余地がない。

一方、専門家は手術数増加以外の原因を次のように分析する。一つ目は、美容整形手術に関する制度上の欠陥。韓国では美容整形外科の医者でなくても、医師の資格さえあれば誰でも美容整形手術ができるという。

さらに、副作用の告知が十分に行われていないこと、各種美容整形の勧めが頻繁に行われていること、専門の麻酔医を置いていない病院が多いことなどを挙げている。

また、多くの整形外科医院が救急の医療設備を備えていないことも原因の一つに挙げられている。韓国の整形外科医院1091医院のうち、839医院(76.9%)が自動体外式除細動器(AED)などの救急医療設備を備えていないという。
http://news.livedoor.com/article/detail/8203843/



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