「西海衛星発射場」を写した衛星写真。写真右上にミサイルを運ぶトレーラーが2台並んでいる
野田首相は1日夜、北朝鮮が「実用衛星」と称した弾道ミサイルの発射を予告したことを受け、北京で5、6日に予定されていた外務省局長級の日朝政府間協議を延期することを決めた。
首相公邸前で記者団に明らかにした。
森本防衛相は1日夜、ミサイルの日本への落下に備え、ミサイル防衛(MD)システムの迎撃態勢を整えるための「破壊措置準備命令」を自衛隊に発令した。
首相は1日夜、首相公邸で藤村官房長官、玄葉外相、森本氏らと対応を協議した。日朝協議について、首相は記者団に「諸般の事情を総合的に勘案すれば開催は困難ではないか」と述べた。北朝鮮側には外交ルートを通じて延期を伝達した。
首相はミサイル発射予告について、「国連安保理決議などに違反するもので、仮に発射が強行されれば、極めて遺憾だ。国際社会として断固とした対応を取らざるを得ない。万全の措置を取る」と強調した。
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