ソウルの路地裏風景には日本の居酒屋が定着している
李明博前大統領の竹島上陸(昨年8月10日)以降、日韓関係は冷え込んだままだが、一方では韓国内で売り上げを伸ばす日本の商品も増えている。カギは、韓国と米国の間ですでに発効している米韓FTA(自由貿易協定)にあった。どういうことなのか。
昨年、韓国の自動車市場で異変が起きた。トヨタ自動車の米国産セダン「カムリ」が「韓国カー・オブ・ザ・イヤー」を輸入車メーカーとして初めて獲得したのだ。
なぜ韓国の消費者に受け入れられたのか。昨年1月に発効した米韓FTAを見越したトヨタの「戦略」が奏功したといえる。協定によって米国からの輸入関税は8%から4%程度に引き下げられ、5年目にはゼロになる。日本から輸出すれば関税は8%のままだから米国産トヨタ車の方が有利。販売実績は年間1万6000台だが、技術力に勝るトヨタ車が韓国で受け入れられたのも、このFTAを追い風にしていたわけだ。
日本から輸出すれば関税は8%のままだから米国産トヨタ車の方が有利。販売実績は年間1万6000台だが、技術力に勝るトヨタ車が韓国で受け入れられたのも、このFTAを追い風にしていたわけだ。
規模は小さいが、日本車同様売り上げが伸びたのが日本酒。日本貿易振興機構(ジェトロ)ソウル事務所などのデータによると、韓国の日本酒の輸入は2012年3206トンで過去最高を記録した。
中でも、日本酒メーカーが米国で生産し、韓国へ輸出する「米国産」は金額ベースで前年比約55%増の127万9000ドル(約1億2534万円)、数量ベースでも約19%増の499トンとなった。
韓国では居酒屋ブーム以来、ラーメンやレストランの日本チェーンの進出だけでなく、韓国資本の日本風店舗も増えており、その結果、日本製のアルコール類が浸透。日本製ビールも、韓国への輸出が11年の金額ベースは1825万ドル(約17億8850万円)、12年には2639万ドル(25億8622万円)に急増している。
そういう背景があるなかで、日本酒も米韓FTAで15%の関税が撤廃された。より低価格になった人気のお酒に、韓国内の輸入業者が目をつけるのも無理はない。
要は確かな品質や味があり、商品を受け入れる素地があるかの見極めがきちんとできれば、海外でも高い評価を受けられるということ。「日本ならではの高品質なものは自由貿易になっても大丈夫だと確信している」と酒造メーカーの担当者も言う。
ここに挙げたのはほんの一例に過ぎない。だが、これから本格交渉に入る環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に対する処し方の1つのヒントにはなるかもしれない。
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130822/frn1308221534005-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130822/frn1308221534005-n2.htm
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